寒かぁ~!
だじゃいふは風がゴウゴウゆってました。
雷も鳴ってました。
そして朝起きたら
思った程積もってませんでした。
ちょっとがっかり。
朝7時50分。

朝日が当たってキレイだす。

道路は凍結しています。
車に乗り込んだおじさんが一生懸命ワイパーを動かして
フロントガラスを溶かそうと格闘しとります。
お湯持ってこ~い。
子供の頃は朝目が覚めてチェーン履いた車の音が聞こえたら
飛び起きて窓開けよった。
そういう日は確実に積もっとったもんだ。
今はチェーン履いて走る車を近所で見かける事もない。
積もらんのー。
こんな寒くても庭では『ロウバイ』がこっそり花を咲かせとる。

スイセンみたいないい香りがする~。
『ロウバイ(蝋梅)』は名前は梅やけど
ウメの仲間(バラ科)じゃなくて
ロウバイ科の植物げな。
花びらが蝋細工みたいやけん、って話。
って、実は3年前の今時季に書いた事ある。
昔のケーキに載っとった飾りの花みたい。
ケーキと言えば、
子供の頃はお座敷にクリスマスケーキが置いてあった。
冷蔵庫に入らんけん。
今思えばケーキが大きいんじゃなくて
冷蔵庫が小さかったとよね。
でも虫ちゃんには十分偉大なケーキやった。
ストーブは居間と台所しかついてないけん
他の部屋は冷蔵庫並みに冷えとったもん。
今でも冷蔵庫より室温が低いときあるけど。
で、クリスマスの日はお座敷で母虫と姉虫で
クリスマス会をする感じ。
父虫はたいがい出張でおらんやった。
クリスマスのご馳走と言えばチキンやろ。
子供の憧れ「持つ所がある鶏肉」の「持つ所」に
銀紙が巻いてあってそれ見ただけでテンション急上昇なんやけど
今見たいに「チン」やらない時代やけん
気持ちアゲアゲでかぶりついたら「冷たっ!」ってなって
サゲサゲやったよなぁ。
それで子供の虫ちゃんはあっさり
「持つ所がある鶏肉はそんなに美味しくない」
と結論を出す。
しかし翌年になると
「あれは気のせいやったのかもしれん」
と再びおねだりしてみる。
母虫は頑張ってくれた。ありがとう。
しかし虫ちゃんはまたしても同じ結論に辿り着くのであった。
これと同じ現象は果肉が黄色い「小玉スイカ」でも起こった。
「一度でいいけん丸ごと一個食べさして!」
とおねだりし、当時一玉200円か300円かするのを
なんとか買ってもらって張り切って一口食べた瞬間
「美味しくない」と「気のせいだ」が
頭の中でせめぎあう事になるのでありました。
しかしこれは決して口に出してはなりませぬ。
それを2、3年繰り返した結果
「黄色いスイカとクリスマスの鶏肉は言う程美味しくない」
とインプットされてしまったので
いまだにクリスマスにチキン、の図式は
虫ちゃんの中には色濃くないのでぃす。
小学校3年から5年ぐらいの間に
夏と冬の目玉は駄菓子屋のお菓子よりも
上位にランキングする事はなくなったのでぃす。
懐かしい。
ストーブのニオイを思い出すなぁ。。
あ。今日クリスマスでもなんでもないやん。
しもたー。